1999年を振り返って

このページは年賀状代わりの近況報告ページです。

  1. 身の回りのできごと
    国際標準化 昨年も、標準化関係の皆様には大変ご迷惑をおかけしました。減らそうと自分でも思っていますし、上司にも「これはもう止めていいんじゃないですかぁ」と言ったりしてますが、マルチメディアとモバイルの分野で国際標準化の仕事があいかわらず増えています。国内ではSC35, SC29/WG11関係の計3つの委員会の委員長を引き受けることに。なにせ数が多いので、すべてが手薄になっているのが現状です。最も関係の深いMPEGでは、MPEG21という新しいムーブメントがあり、今後波瀾をまきおこしそうです。
    学業 早稲田大学の社会人博士課程の2年目になりました。ようやくまとまった研究を一つだけ国内の論文誌に一本投稿し、査読中です。そのほか、ICASSP、ICME等には各1本づつ論文を投稿しました。昨年度修士の星野君との共同で仕上げたEurospeech99への発表は9月にハンガリーで発表を行いました。
    来年度の学位取得はあぶないなぁ~。
    家族 おかげまで家族一同健康です。今年は年末旅行も行かないことにしたので、実家で3日間のんびりしています。このページも実家で書きました。昨年からパソコンに凝り始めた父はいよいよ夢中になってしまい、ちょっと困りもの。
    勤め先は 現在の勤務先はアスキーですが、おかげさまで財務状況が若干改善され社内もおちついてまいりました。株価が異常に高い(6000円)のが、インターネットバブルの様相でちょっと気になります。なんと社員一人あたり2億5千万円の高評価。この株価に見合う配当を出すためには一人5千万は純利益を上げなければいけないというわけで、ちょっと期待を持たれすぎているような気もしますが、まぁ某1株高企業にくらべればまっとうな値段ということで。
    その他 インターネット株取引を始めました。手間は電話取引とかわらないのですが、株価や資料を見ながら海外からでも注文を出せるのはやっぱり便利だね。でも電話注文でもインターネットでも、株が下がって損するのも損する額も変わりません。
  2. 世相
    Y2K Y2K対策に奔走した方々、本当にご苦労様でした。何事もない、という成果はとかく軽視されがちですが、これが一番大事です。まだお仕事が沢山残っているそうですが、とりあえず山場を越えたプロのみなさんに惜しみない賞賛を!!!
    不況 不況、不況といいながら日本の平均賃金も貯蓄も米国より相当いいようで。収入も資産もリッチな不況とはなんぞや。お金は墓場に持って行けません。余裕のある人は、使い出のある今こそお金を有効に使いましょう。